カリキュラム

Curriculum

2017年9月2日 講義

■ご案内

講師:上山 康博(株式会社百戦錬磨)

ICTビジネスの動向 当社ビジネスについて
(日本のインバウンド政策と新ビジネスモデルの創造、民泊の広がりが意味するもの)


【受講後の感想文】

■3班
「日本の旅行会社は生きていけるのか」上山講師の講義が始まるとすぐに思いついた言葉です。日本人口減少による需要衰退、旅行ニーズのFIT化、販売手法のICT化、海外OTAの躍進と日本進出など、私たち日本の旅行会社の置かれる環境は過去にないぐらいのスピードで変化続けている状況で、私たちが今考えるべきことは、それに必要なことは、と上山講師が諭していただいたと感じております。
  
 「民泊」については、個人的にはごく最近覚えたワードであり、おそらくほとんどの日本人はまだ馴染みがなく利用者も少ないと思いますが、諸外国では当たり前に活用されており、訪日需要を獲得する上では重要な素材として扱うべきだと痛感しました。上山講師がおっしゃる通り、新法が制定されれば宿泊素材として一気に利用価値は高まり、旅行者にとっては新たな旅行の楽しみになり、旅行会社にとっても新たな顧客獲得の機会となるのでなはないかと思います。

 グループ討議では「民泊新法を活用した新しいビジネスモデルについて」をテーマに新グループメンバーで話し合い、「日本らしい民泊施設」とはという観点で数の規模や日本らしい家屋、文化、習慣の体験ができる観点をふまえ「お寺」に辿り着き、それを軸とした、住宅管理業者や地域の連携の必要性と廃寺の活用とお坊さん雇用活性などの分野でビジネスになるのではないかいと意見を出し合いました。限られた時間でしたので、事業計画の策定までは到達できませんでしたが、民泊事業の可能性を感じました。

 これまでの日本人の旅行志向や旅行商品の発想では、民泊利用者のニーズをつかむことは難しく、日本人が「民泊」を利用する場合、また訪日旅客が民泊を利用する際の目的や動機をもっと深く認識する必要があると思います。既存のビジネスの在り方に捉われることなく、これからの潮流を見極め、これまでにない発想を思考していくことを心がけてまいりたいと思います。


講義風景 講義風景
講義風景 講義風景
講義風景 講義風景
講義風景 講義風景
講義風景 講義風景
講義風景 講義風景
講義風景 講義風景
講義風景 講義風景

日程

日程 2017年9月2日(土)
場所 JATA(日本旅行業協会)4階 研修室
講義 9:50~15:00
進行 大槻 真資